「サンダーバード」新シリーズ、今秋NHKで放送!

60年代の作品のデジタルリマスターが出たとかで視聴していた。
大人になっても色褪せないのは素晴らしい。
CGや合成の技術がほぼなかった当時は、仕方なく模型にこだわった。
テカテカのちゃちい模型ではなく、大きさを感じる渋いものだ。
実際の撮影でも数メートルあるような巨大な模型もあったそうだ。
合成映像もあるにはあったが、合成バレバレのクオリティが低い。
だったら背景からすべてセットで組んでしまえということだな。
ちなみに、模型を使った作品としては77年のスターウォーズあたりが最後かな。
その後、CGが主流になっていく。
86年トップガンでは実写にこだわり海軍全面協力。
ところが、トムキャトが墜落するシーンの模型はお粗末だった。
CGが鑑賞に耐えられるようになるのは90年代に入ってからか。
話を戻して
サンダーバードの魅力は救助シーンの間のとり方なんだな。
1号や2号が現場に到着して活動に入る。
この時、この2機が現場にホバリングで近づくシーンがあるのだけど
この時の間のとり方が好きだ。
たいていの映画やドラマでは直接救助のシーンはしっかりだが
近づくところはあっという間だ。
実際にあのような大型機をホバリングさせるのはかなり難しいはず。
かなり手間と時間が掛かる、なんていうのを上手く表現している。