宝くじに当選したら?

楽しい夢のある記事である。
お金の心配のない自分の生活を夢見ている。
お金の心配がないというのは、確かに理想ではあるが幸せとつながるか。
その1 お金で買える幸せ
私のようにお金に困窮していると、金さえあれば幸せになれると思ってしまう。
スーパーで特売のたまごではなく赤玉の高級たまごが買える。
クルマを買う時も前のクルマについていたポータブルカーナビをポン付けするのでなく
オプションの30万円するでかい画面のカーナビが付けられる。
歩くのに疲れたらタクシーに乗れる。
食べること買うこと歩くこと、これが貧乏人のお金の使い道。
ポイントはこれが満たされても幸せにはなれない。
幸せは足りないものを補充することではないのだ。
その2 お金を使う資格
一番わかりやすいのがクルマだ。
金持ちは高級車に乗る。
ポイントは運転することだ。
つまり免許がなければ買っても動かせない。
つまりお金を使うにも資格がいるんだよね。
住宅ローンはちょっと違うけど、クレジットやローンでは審査がある。
たいていは会社や収入である。
評価のある会社に勤めていればそれなりに信用もあるということだ。
そのためにはある程度苦労して勉強して入社しなければならない。
その3 もう一つの資格
もしくは、コツコツ貯めてそれなりの貯蓄があるか。
ある程度の給料をもらっていたり、ある程度の貯蓄がある人を困窮とは言わない。
その人達は次の幸せのためにお金を使おうとする。
お金の使い方が違うのである。
これも、一種の資格なんだな。
その4 お金だけあっても
贅沢ができれば楽しい。
気前が良ければ友達も増える。
次に問題となるのが肉体と老化だ。
楽しく酒を飲むには健康な肉体と特に肝臓が必要だ。
どんなに金があっても、これがダメだと楽しさは半減だな。
幸せを買うのでなく健康を買うために医療費に金は消えていく。
不健康な生活をしている人は、どんなに良い給料をもらっていても困窮だな。
当選した大金の残りを棺桶に入れてもらうことになるだろう。
あの世まで現金を持っていけば良い。
その5 身内、家族
お金に群がる身内や家族がいるのも悲しい。
いつも心配しながらお金を抱えて生きなければならない。
多分幸せではないだろう。
というわけで
どんなに大金があっても、分不相応な生活は身を滅ぼすということだ。
貧乏人のひがみでした。