口永良部島噴火

以前からこの火山の活動については発表されていた。
そして今日マグマ噴火である。
にもかかわらず噴火するまで予知できないというのが悲しい。
科学者の話では火山は一つ一つマグマの性質から地質まで特徴がある。
他の火山の特徴を当てはめにくいらしい。
つまり、どのくらいの地震が起きて、どのくらいの山体膨張があれば、
というのはほとんどが火山特有の経験則でしかない。
つまり、しっかりした測定体勢で3度ぐらいの噴火を経験しなければ
次の噴火の予知は難しいという。
北大教授による有珠山の観測は有名、前回の噴火をある程度予知している。
というわけで、噴火するまでわからないということだ。
どうしても心配だという人は近づかなければいい。
噴火の恐怖が嫌なら火山島に住むべきではない。
昨日、くまさんの話を書いたが人間が自然と共生することは難しい。
豊かな自然なんていうセリフをいう人はほとんど人工的な自然しか知らない。
現代人が豊かな自然で生活することはほぼ不可能だろう。
種子島から沖縄、石垣にかけてはサンゴに囲まれた穏やかな島を思い浮かべてしまうが
こういう荒々しい火山もあるのだね。