ハイレゾに挑戦

先日、アップコンバートという記事を読んだ。
デジタル信号はサンプリング周波数で輪切りにされてジグザグ形の波形になる。
より細かく切れば元の波形に近づくがファイル容量が大きくなる。
ハイレゾという規格はより細かく輪切りにしたということなんだろう。
身近なデジタル信号のCDDA。
70年代に作られた規格ということで、デジタルとしては時代遅れなんだけど。
そこでアップコンバートして高音質にしようという。
もともとのジグザグ波形を細かく切ってもジグザグの形は変わらないのだが
デジタル技術で切ったところに波形をつなぐという。
実際ソフトをインストールしてやってみたけどなかなかうまく行かない。
それは置いといて。
先日購入したリマスター版のCDを一度無劣化でHDDにリッピング
そのままPCで再生してオーディオで聞いてみた。
するとどうでしょう。音がクリアな感じがする。
気のせいかと思い、CDをちょっと古いけど当時15万もした自慢のプレイヤーで再生してみる。
音がちょっと丸っこい。多分両エンドの帯域が伸びていないのだろう。
透明感もPCの方がある感じがする。
どちらも光ケーブルで転送してアンプのDACを使用しているので条件は同じだ。
古いとは言え高価なオーディオプレイヤーよりPCの方が音がいいというのはショックである。
アップコンバートよりもファイル形式で特性が決まってしまうということなのか。
高級オーディオ機器が良いとは限らないというのがデジモノの特徴だ。
強いて言えばPCの音にもう少し奥行きが欲しいなあ。
安物のUSBインターフェイスを使っているから仕方ないのか。
4万円程度のUSBインターフェイスが欲しくなった。