「Apple Watch」、4月24日に発売

こういう小手先(失礼)の技術革新は日本のお家芸だったはずなんだけど
今はアップルにみんな持って行かれてしまった感じだ。
ストップウォッチやカレンダーのついた時計を108円で売っている。
電波受信ができる時計を1000円で売っている。
時計程度の小さなモニタが4万円程度で売っていてもそんなにびっくりはしない。
アップルが偉大なところは、これに機能を凝縮させないで
スマホの付属品としたところだ。
おかげでスリムにおしゃれになっている。
しかしである。
私らのように老眼が進んでくると、あんな小さな文字もアイコンもよう見えん。
ポケットにスマホが入っているのに、それを出さずに腕につけた端末をいじるということか。
そこまでして、腕につけてやりたいことは何なのだろうか。
そもそも、今の若者達は腕時計をしなくなっているのに。
よくよく考えると時代に逆行しているんだよね。
私なりに用途を考えてみた。
スマホ依存症の奴らは基本的にLINEなどで誰かとつながっていたい「友だち亡者」
彼らにとって一番大事なのは、リアルタイム。
入電すればすぐにチェック、返信したいのである。
ところが、それをするにはスマホをいちいち覗かなければならない。
音で知らせる機能を使えば手っ取り早いが、外ではいろいろ支障がある。
腕時計型のものであれば、時計を見る感覚で入電状況がすぐにわかる。
つまりお知らせランプみたいなものだ。
4万円以上も出してもそんな機能が欲しいのだろう。
一昔前のポケットベルと同じ感覚か。
よくよく考えると時代に逆行しているんだよね。