憎しみが最高のエネルギーか

どこの社会でも町内でも会社でも学校でも少ないけれど
他人の嫌がることを好んでする人がいる。
学校なら不良グループ、町内ならチンピラだろうか。
ゴミをそこらに撒き散らし、ものを粗末に扱い、
ある人は強面で周囲を威嚇、ある人はコソコソといたずら書きをしたり。
例外もあるが高い確率で貧困、学力が低いというより脳に障害がある。
それでも、大人になるにしたがって家族のためにと普通の生活をする人も多い。
そうなると不良グループは大人になるにしたがって縮小してチンピラとなる。
少数派なので仲間もほとんどいない。
虐げられているという感覚が極限になる。
貧困と寂しさに一人で立ち向かうのは辛い。
というわけで生きるためのエネルギーは誰かを憎む、誰かのせいにする。
ストーカーの行動を見ればわかる通りとても大きなエネルギーがある。
クレーマーやモンスター○○も同様だ。
相手に文句を言うためならどんな労力もいとわない。
大人になってもこんな状況の人は確率的に千人に一人程度。
さらにその中でものすごく活動的な人が犯罪者、テロリストになるのだろう。
確率では数万人に一人くらいか。
日本の犯罪数に合うだろうか。
職場の雑談でも「どうしてあんなにひどいことをするのだろうか」と話題になった。
私が思うに彼らの原動力は人を恨む、人から恨まれるということだな。
これなら金がなくても仕事がなくても仲間がいなくても信用がなくても簡単に手に入る。
あのテロリストたちから憎しみを奪ってしまったら、多分何も残らない。
全部なくなっては平和も無いのである。
アメリカや中国の人権やらのデモだって多くは略奪、破壊行為が伴なう。
例え彼らの要求を政治が叶えてあげたとしても、彼らには何も得るものはない。
また、他の憎しみと破壊を探すだけである。