サザン桑田、ライブ演出で謝罪文発表

色気を出してNHKなどに出なければよかったということか。
私の知る限りでは、
1960年代のコント55号
裏番組をぶっとばせ、と野球拳。
女性タレントをライブで下着姿に。
当時の情勢から考えても大ひんしゅくをかったと思われる。
1970年代はドリフターズの時代。
子供に見せたくない番組というカテゴリーで1位独占。
それと同時に視聴率も伝説的になる。
加藤茶の「ちょっとだけよ〜」が有名だが
そうめんや生卵などをコントで使って「食べ物を粗末に…」という投書が多かった。
1980年代は若手お笑いの時代。
ツービートのブラックジョークがなんとも。
お笑いよりも受けたのがシリアスなドラマ。
中学生が妊娠とか校内で逮捕とか、殺伐とした社会情勢を
テレビが映している形となり、けしからんと言えなくなっていく。
逆にロス疑惑のようにテレビがでっち上げた??事件に視聴者が熱狂する、
視聴者がけしからん時代になった。
1990年代は自粛の時代。
90年代初頭のバブル経済
その象徴がボディコンギャル。
ストリップのようなショータイムが普通にあった。
テレビでも浮かれ乗っかっていたわけだが
ジュリアナなどの踊りがエロ過ぎると警察に摘発されるなど
バブルがはじけるとともにテレビでのセクシー路線が次々に消えていく。
そして90年代後半にはテレビの天敵のインターネットが。
2000年代は携帯電話の時代
インターネットの使い方はまだ限定的で公開されたwebページを見る、
Eメールでやりとりするというのが続く。
そこにSNS、ブログというコンテンツが出てきて自分の意見を気軽に書けるようになる。
2010年代はネットの歪の時代
携帯はスマホになり、パソコンと同等の性能になる。
写真だけでなく動画も簡単に撮影、アップできる環境に。
いろいろな事件がSNSがからんでいる。
殺人もストーカーもいじめも小さなスマホの画面に集約される。
そして、炎上。
少しでも気に入らないことがあると匿名をいいことに書きたい放題。
エンターテイメントは趣味の世界。
興味が無かったり嫌いなら見なければ済むことなのに
コンサートでこんなこと言った、ということまで問題にされてしまう。
特にサザンのコンサートは電波に乗ったと言ってもBSの有料放送である。
サザンのコンサートなどけしからん事だらけである。
サザンは70年代の終わりからの上記のタブーを丁寧に破っている、ブレない姿勢で長年やってきた。
それをいちいち突っかかる奴らは典型的なクレーマーではないか。
嫌なら見るな、有料放送を解約しろ。
毎日人が死んでいる記事を見ては「ご冥福をお祈りします」と言い続ければよい。
自分は公正で後ろめたいことがない正しい生き方をすればよい。(部屋の中で)