高倉健

当たり前のことだが、どこのテレビでもトップニュースの扱いである。
死んだのは1週間以上も前のこと。
情報としての価値は低いが、それを埋めるべく彼の作品をずっと紹介していた。
私が鉄道ファンであることもあるだろうが、鉄道員ぽっぽやは良かったなあ。
高倉健広末涼子の全盛期。
彼の遺影がわりに鉄道員のワンシーンが使われていたね。
なんていう話はそのくらいにして気になったニュースを。
まず、ほぼ全てのニュースで街ゆく人へのインタビュー。
気になったのは今回はそのオンエア時間が長い。
平日の昼間にフラフラしている爺さんや婆さんのどうでもいい話を聞かされるのは不快に近い。
随分前に死んでいてニュース価値が低いだけに必死さが伝わるが。
ネットニュースで昨日の夜のニュースで安倍首相がインタビュービデオに文句をつけたらしい。
安倍首相が文句を言えたがらではないのはおいといて
確かにインタビューは多分に恣意的なものを感じる。
なんたって、多数意見でも何でもない。
スタッフの編集によるものだからね。
海外の通販番組も似たようなものだけど。
もう一つ
ゆかりのタレントのインタビュー映像が流れているが、気になったのは武田鉄矢
1970年代の松竹映画での共演のみ。
引き出しがそんなにあるわけではないのだけど
まるで先月の出来事のように話せるのは立派である。
それもほとんどのニュースに流れていた。
もともと高倉健は役者一筋、ストイックな役者だっただけに映画以外に
それほどの話もないわけで、各局馴染みの靴屋などネタ探しに懸命である。