スバル新型レガシィB4試乗

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WRXの試乗のあとスバルの営業マンが「レガシィも試乗してみるか」という。
それではお言葉に甘えてとB4に乗り込む。
新型レガシィは一回り大きく全幅1840もある。
しかしながら、近くで見ると塊感が強くそれほど大きく感じない。
運転席も一緒で車内はかなりゆったりしているが、運転している時に
車幅が大きいとは感じなかった、運転しやすい。
エンジンはノーマル2.5Lのみ。
バカデカイボディなのでたいして動力性能に期待していなかった。
ところが、走りだしてみると必要にして十分。
ちょっと物足りないと思えばSドライブのモードを変えればキビキビ加速する。
この手のセダンにコーナリング性能を求めてはダメだが、
素直なハンドリングはいかにもレガシィである。
車内の高級感もましたのだが、ここからがポイント。
嫁さんが営業マンに「S4とレガシィとどっちが高いのか」と質問。
「だいたい同じくらいですが、S4の方がちょっと高いです。」と答える。
クラウンやフーガ並みのボディと性能で300万円というのはバーゲンプライスか。
先代のレガシィインプレッサ、レクサス、アウディなど
最近のクルマ、特に高級車はスポーツタイプでもどっしりしたコーナリングが流行。
ノーズが軽くキビキビ走るというのは、高級車では流行らないらしい。
ところが、最近のスバル車の素直なハンドリングは好感。
レガシィは見てくれはバカデカイだけのおじさん向けのセダンだが(アウトバックもある)
実は走りにこだわるおじさんにも十分アピールできる。
が、全幅1840では郊外の住宅地を走るには向かない。
残念ながら日本国内で売る気は無いようだ。
スバル