ハロウィンって何

毎年おんなじことを書いている気がする。
ハロウィンが何だかわからない。
古くから日本にあった風習でないことは確かだ。
このへんはバレンタインデーと同じお金の臭がする。
つまり一部の企業の利益誘導なのである。
だから本来のハロウィンの風習をそのままするわけでなく
面白そうなところだけつまみ食い。
日本人の柔軟な感覚、節操の無さの現れだね。
とは言っても、私の狭い行動範囲ではほとんど見受けられない。
せいぜいコンビニの入り口に小さな垂れ幕がある程度。
テレビを見ていても『仮装』と『食べ物』に話が集中している。
仮装というとそれっぽいが、要するにコスプレがしたいだけなんだな。
大人になれないお子様が増殖中で、アニメに夢中な人が多いのである。
コスプレもその流れをくむものだ。
(私のようなオッサンがコスプレといえば、いかがわしいお店で
対応する女性が何かの制服を着ている、というイメージだけど。)
そういう人たちを何とか呼びこもうとする流れだな。
アニメ、アイドル関係の人達は比較的財布の紐がゆるいのである。
つまり、いいお得意さまなんだろうね。
さらに、そういう趣味のない節操のない人たちは
スイーツだとか、カクテルとか、食べることだけ。
こちらの人種は『テレビや雑誌で紹介された…』という食べ物に関しては
湯水のように金を使うわけで。
早い話が
今の日本で『お祭り』というイベントは『○○活性化』が目的。
最初から売上、お金目的なんだよね。
参加する方もわかってて楽しむのなら需要と供給のバランスが良いわけだが。
ハロウィンなどもともと実態のないイベントゆえ
コスプレマニアに依存する割合が大きいわけだ。
どうせなら、女性から男性に愛を打ち明ける日とか
○○をプレゼントする日、とするのが理想だろうね。
そして明日からや2ヶ月弱の期間はクリスマス協奏曲。
浮かれた人たちがプレゼントを買ったり、家を装飾したり、
外食したりと経済活動をする。
我が家も20年前に購入した小さなクリスマスツリーと
5年前に購入した短いLEDイルミライトがホコリをかぶっている。
少しばかりはクリスマス経済活動に参加している。
ちなみに去年のクリスマスは私らは札幌にいた。
一昨年は金沢、その前の年は那覇、その前も沖縄恩納村にいた。
(古くは、学生時代から20代にかけてはスキー場にいたなあ、懐かしいなあ。)
我が家にとってのクリスマスは1年の仕事をねぎらう時期なのである。