最近の学校関係のニュース

学校とか教育に関するニュースが最近多くなった。
チェックしてみた。
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1.45人学級
40人学級とは40人を超えないということ。
学年が160人なら40人学級が4クラス。
161人だと5クラスになる。
40歳前後の人たちは45人学級を経験している。
あの教室によくぞむさ苦しい高校生、中学生を45人も押し込んだものである。
あの、ある意味悪夢のような状況を復活させようとしている。
主目的は教員数、学校数を減らしたいということだ。
ところが、その理由付けが素晴らしい。
40人学級にしたところで、不登校やいじめは変化ない、というのだ。
別に不登校を減らすのが目的じゃないのにね。
先進国での子供一人あたりの教育予算は日本は最低である。
まだ、減らすという。
どんだけ学校と子供を軽視しているのか。
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2.センター試験廃止
文科省の役人のバカさ加減も極めた感じだ。
1979年共通一次試験。
その後、私大も参加可能な夢の入試のセンター試験
それも、ダメだからまた違うものに替えるという。
つまり、どうせダメなんだよね。
ゆとり教育にしても、大学入試にしても決めるだけ決めてあとで責任は取らない。
役人の実績のために学校と子どもたちは踊らされている。
もう、時代は変わった。
子供の数が減って、入試も変わってきている。
文科省がかき回す必要は全くない。
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3.道徳教育
戦後から道徳という授業はあるにはあったが、それではお気に召さないらしい。
高校でも花子さんの悩みを授業で考えるらしい。
スタンドプレー専門議員の「今の子供の道徳心はなっていない」という話から始まった。
実は学校の道徳という授業と一般的な意味の道徳心は違うのだけど
そんなことは当然知ったこっちゃない。
もともとお役人や議員は子供の事など何も考えていない。
多分、役人が決めた道徳心で子供に点数をつけるというのだ。
なんだか、北朝鮮スターリンのような国家になりそうだね。