たけしの映画界批判

日刊スポーツより
都内で開催中の第27回東京国際映画祭、第1回SAMURAI賞受賞記念トークイベント
「漫才大賞と映画賞をもらって、前科までもらったのは俺しかいない。
日本の芸能界の歴史、汚点そのもの」と胸を張った。
そして日本映画界を痛烈に毒舌批判。
「日本映画の最低なところは映画製作会社が劇場と関連していること。
日本アカデミー賞最優秀賞も大抵、大手3、4社の持ち回り。
(選んだ)アカデミー賞会員は手を挙げてほしい。
そんなバカで汚いことばかりやってるから日本の映画がダメになる。
それに声を上げない新聞社も悪い」
というネットニュースを見た。
22時からたけし出演のニュースキャスターがある。
映画界の片棒をかつぐTBSでどこまでオンエアするか、毒舌を吐くか楽しみに見た。
金持ちケンカせず。
たけしはこのことには一切触れない、トークイベントのニュースは流したがたけし発言シーンはなし。
なんとも残念な結果。
テレビでのオンエアは影響がありすぎるということか。
テレビドラマくずれのつまらない映画を乱発しているTBSには耳が痛すぎる話か。
どこかのテレビ局でも新聞社でもたけしの発言に対して
撤回と謝罪を求める、とはならないものかな。
そこまでプライドを持ってアカデミーを決めてほしいものだ。
最近の日本映画のつまらなさはかなりなもの。
私が好きな戦争ものでも『連合艦隊』『永遠の0』など借りたり録画したりしているが
ちょっと見ただけでホコリをかぶっている。
ジ社のアニメなどは全く興味なし。
まっ、私の場合はもともと日本映画に興味が無いということか。
えっ、私だって好きな日本映画はありますよ。
ちょっとベタだけど『男はつらいよ』は好きだなあ。
でもね、いよいよ当時の寅さんの年齢に自分が近づいて
改めてこの映画を見ると喜劇ではなくて悲劇なんだな。
寅さんの自由奔放な生き方や言動がやけに悲しく感じる。
多分、山田洋次監督のホワイトカラーの会社員に対する強い批判なんだな。
登場人物に会社勤めは出てこないことからもわかる。
寅さんみたいな生き方は決して幸せではない。
じゃあ立派な会社員のあなたは幸せなのか、と問いかけているようだ。
と、話が大幅にずれてしまった。すみません。
まだ、ちょっと熱があるようだ。