信じられない現実の大図鑑

図書館の入口近くにある新書コーナーに置かれていたので
昼休みを全部使ってひと通りみてみた。
基本的には地学を中心にした理科図鑑。
数量に視点を置いてものの大きさや重さなどをわかりやすく解説するというもの。
私のような科学を仕事にしている人間には退屈な内容だったが小学生から大人まで
多少でも興味があれば楽しめる。
一つだけ難点を言えば、外国での製作であること。
だから比喩の仕方が東京ドーム何杯分ではなくて、ローズボールスタジアムが何杯分である。
面白かったのが『ピサの斜塔が何個分』という図。
日本人でピサの斜塔を見たことある人のほうが少ないよなあ。
逆に家に小学生がいるのなら買う価値はある。
ネットではなく紙媒体で子供に知識を植え付けるというのは大事なことだと思う。