川内原発

昨日の報道はひどかったなあ。
川内原発再稼働容認の方向というだけなのに
バカマスコミは大事故が起きたような扱いである。
台風の映像をだしたり、福島の映像をだしたり、あおるあおる。
福島の一件があるから、福島の被害者の人たちや実際に原発の近くに
住んでいる人たちにとっては、心穏やかではないだろう。
しかしながら、それ以外の人は実は関係ないのである。
心配はしているだろうが関係はない。
3.11は大災害であった。
原発も吹っ飛ぶほどであった。
新たな対策が必要となったわけだが、次は800年から1000年後である。
心配だからしょうがないか。
東シナ海での大津波や大地震はどのくらいの頻度なのだろうか。
地層を調べて科学的に割り出してからだろう。
記事を読むと川内周辺の地層では火山噴火の痕跡が。
数万年に一度の大噴火を心配しているそうだ。
反対派に聞くと『子孫の代の心配』だそうだ。
それなら話はやりやすい。
国民投票で決着させよう。
主催は電力各社。
原発稼働にyesかnoかだ。
請求書が来る1契約に1票ということになる。
それだけではない。
投票によって、その後の電気料金が変わる。
yesの契約は当然安くなる。
noの契約は高くなる。燃料費に加えてCO2排出の環境負荷についても
負担してもらう。
ただし、yesの人たちはそれほど安くならない。
燃料費だけならかなり安くなるのだけど、廃棄物の処理コストや
何百年に一度の津波対策、福島の後処理の一部も負担してもらう。
noに比べると1割弱安くなる程度だろうか。
カネが絡む投票は不謹慎、不公平と言う人も多かろう。
でもね、何でも反対、でもその後のことは知ったことでない、という人たちも多いのだ。
他国から石油やガスを買いあさり、値を吊り上げて
CO2を大量に排出して環境負荷をかけて
エアコンをバンバン動かして、休日に渋滞する高速をドライブ
エアコンの効いた丸の内や虎ノ門の高層ビルでショッピングやお食事、
という方が本当に孫子の代まで良いことなのだろうか。
noの人はそこまで考えてのnoである。