坂本龍一

反原発運動に携わってきた立場から「放射線治療は拒否」と伝えている。
というところに多くの人が食いついたようで、ネット書き込みは大盛況である。
ポイントはふたつか。
一つは、検査の時のX線は拒否しなかったのか。
一つは、わけのわからないカルト宗教のために死んでもいいのか。
反原発運動もこれでずいぶんイメージが悪くなった。
運動というよりはカルトになってしまったからね。
宗教でも仕事でも脱法ドラッグでも同じことだが、周囲が見えなくなったらおしまいだね。
金銭感覚が欠如している日本政府や行政に何の未練も思い込みもないのだけど
日本に生まれてしまった以上、仕方なく法律に従い納税しているわけで。
社会生活についても、逃げ出すことが出来ないから、社会に合わせているだけ。
反原発運動のように、原発なんか無くてもガスや石油を燃やせばいいだろ、
というのは、社会性がない、周囲が見えていない。
(気持ちはわかるけどね)
そして、今回の発言でそれが強調された格好になったわけで。
増税反対運動の方がよほど私達の生活に密着、直接役に立つのだけど
宗教というのはそういうものではない、と怒られそうだ。