ハイレゾ、USB-DAC、FLAC、が欲しい

珍しくPC雑誌を見たらハイレゾ、PCオーディオ特集。
すでに、PCとBD-DVDレコーダーと薄型テレビと音楽プレーヤーとスマホの音楽機能に
境界線が薄くなってきている。
互換性があるし、クォリティも大差なくなっている。
ところが、音楽に関して言えばその基準は1970年代に設定されたCDDA規格である。
80年代にCDは一般化していくのだけど、90年代になって新しい音声規格が出ても
CDに取って代わることはなかった。
90年代終わり頃からいよいよネット時代となり、ネットで流通させるための
圧縮規格のMP3が登場して、ネット上やポータブルでは標準となり得たのだけど
CDDA規格を超えるものではなかった。
あくまでもCDの代わりだったわけ。
マニアの間ではより高音質を求めている。
なんたってCDDA規格は30年以上も前の話なのである。
SACDなど全く日の目を見ないのは、そこまでの音質を一般ピープルは求めていないから。
確かにCDを聞いていて、もっといい音で、と思う人は少ないか。
でもね、BDなどの音楽ソフトを再生するとやっぱりいい音なんだよなあ。
というわけで、CDなどのメディアに頼らない、高音質規格がハイレゾということだな。
専用のファイルをネットで購入、ダウンロード。
専用ソフトで再生、それをデジタルのまま出力。トレンドはUSBだ。
それを受けてアナログ信号にするのがUSBDACという機械。
アナログに戻した音声はオーディオ機器やそのままヘッドホンで聞くことになる。
パソコンにもヘッドホン端子がついているわけだがダメなようで。
一つはオンボードDACの性能が低い。
さらに、オンボードDACのまわりはノイズの発生源が多くてSNが悪い。
やはり、外部のDACにUSBでデジタル転送するのが良いということ。
長くなったので続きは次回に。
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CDDA規格 市販されているCDのファイル形式
     ほとんど圧縮がなく80分で650MB程度。
MP3   音楽系ファイルの圧縮規格。
    上記CDDAで1曲50MB前後あるものが3MB程度に圧縮されて音質もほとんど変わらない。
DAC  DAコンバータ、デジタル-アナログコンバータ
    デジタル信号は基本的に1と0の羅列。それを耳で聞こえる波形にする。