大飯原発差し止め

東京地方は18時を過ぎてから再び雨になった。
レーダー画面を見るとそれほど大きな雲でもない。
すぐに止むのだろう。
ガーデニングの植栽に水をやる手間が省けて具合が良い。
さて、本題。
昨夜も古舘がまるで自分のおかげのような口ぶりで報道。
裁判所は科学的な見地というより原発行政に対する批判的な判断をした。
別に大飯原発が事故を起こしたわけでもないわけで
どちらかと言えば世論というか3.11以降の一般論を支持した形になった。
私は法律や司法にうといので、この判決が具体的にどういう影響があるかわからないのだが、
厚木基地同様、一度は原告勝訴でいいのではないか。
何の問題もない原発が動かせないのは経済的にはマイナスなのだが司法判断なら仕方がない。
(何の問題もまだ起きていない、というのが正しい)
ふんどしを締め直して、もう一度再稼働に向けるしかないだろうな。
判決の中で「楽観的」というもんごん。
これは関西電力だけの問題ではなく、政府と結託して原発推進をゴリ押ししたのがポイント。
箱物公共事業補助金というよくあるパターンだ。
まあ、その頃の責任者は生きていても90歳以上か。
結局、過去の失政を子供の代で争うというマヌケな裁判になったわけだ。
東京電力の料金はこの数年で20%近く値上がりしているように思える。
他の電力会社も同様のなると思うが、これまで原発推進で甘い汁を吸ってしまったからには
原発再稼働の差し止めの代償を原告団も支払うことになる。
エネルギー問題は得るものと失うものは同量なのである。
大飯の地方税が2倍になったとしても、それが判決の結果でもある。
それも嫌だというのなら、今度は50年前の責任者を訴えることになるのか。
まだ生きているナベツネと中曽根を吊るし上げるか。
原発を止めるだけで解決できるほど単純な問題では無いのだ。
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