フルーツグラノーラ

今日の夕刻のニュース番組でお約束のグルメコーナー。
ウクライナ情勢の後にまだ報道すべきニュースはあると思うがグルメなのである。
いつもなら、すぐにチャンネルを変えてしまうのだが、
料理中で両手がふさがっていたので仕方なく見た。
ごはん、パンにつづく第三の主食と仰々しい。
ローストした麦、ドライフルーツ、ナッツ、シロップというシリアルのことのようだ。
女子アナが試食するという流れなのだけど
ミルク以外にヨーグルトやクリームなどを混ぜて『美味しい』を連発。
ポイントはシロップだけでなくヨーグルトまで投入しないと美味しく無いということ。
最初は美味しいと思うのだろうけど、本当に主食として食べ続けられるのか。
他のブログをみると『ドッグフードのようだ』と悪口が書かれている。
日本人はシリアルを主食にできないだろうな。
なぜなら、米、ご飯は偉大なのである。
和洋中、どんなおかずでも合わせることができる。
海苔だけでも、ふりかけだけでも美味しく食べることができる。
お茶をかけても美味しい。
鍋に入れてぶよぶよにしても美味しい。
フライパンで炒めても美味しい。
にぎって、オーブンで焼いて、表面が硬くなっても美味しい。
パンも美味しいが素材の美味しさは少ない。
必ずバターなどの味や風味が必要になる。
焼きたてのパンは何も付けなくても美味しいというが、
焼くときにバターなどを使用している。
歴史があるパンでさえ、そういうものなのだ。
フルーツグラノーラ、フルグラなど美味しいという要素がもともとない。
健康に良いとか、おしゃれとかのフレーズがなければ喜んで食べるものではない。
ダイエットに良いという人もいるが、あんなまずいもの食べ過ぎる心配はない。
ごはんやパンに代わる主食など人類には無いのだ。