アンテナ工事費用

ネット検索していて、アンテナ工事についてこんな記載のブログを読んだ。

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先ずUHF(地デジ)のアンテナ 20素子(請求金額20,000円)
BS/CSの衛星放送パラボラアンテナ(請求金額20,000円)
UHF/衛星放送混合器(見積書の中に記載無し)
UHF/衛星放送分派器(見積書の中に記載無し)
ブースター(請求金額30,000円)
ポール(請求金額10,000円)
同軸線(請求金額@400円 15mで6,000円)
現在屋根の乗っているVHFアンテナの撤去引取り(請求金額5,000円)
あとは消費税で合わせて約95,000円でした。

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普通の人はこんなにお金をかけているんだなあ。
ここで、単価や原価を考えてみる。
過去の私のブログなどにも記載があったものもある。

☆まず、地デジUHFアンテナ。
アナログ時代に5000円くらいでホームセンターで売っている。
ネットで探すと3000円で送料込みで見つかる。

☆パラボラアンテナ
ネットで探せば1万円を超えるものは少ない。

☆混合器分波器
上記記載は字が間違っている。
もともと地上波と衛生電波は違う性質のものだが
配線の簡略化で1本のケーブルで2つの電波を転送するためのもの。
家を設計するときにどうするか考える。
パーツとしては1000円程度のものだ。
我が家は何も考えていないので、室内に2本のケーブルがはっている。

☆ブースター
電波が弱い地域、もしくは1本のアンテナから複数のテレビやレコーダーに接続するときに
必要になるもの。
ある程度電波が強ければ必要はない。
地デジになってから、必要のない地域は広がった。
我が家はテレビやレコーダーが多いのでアンテナは2本にして分配しているのでブースターはない。
ちなみにブースターによって性能や金額は様々だが、ネットでは5000円程度で買える。

☆ポール
アンテナを取り付ける棒。
ただの棒なんだけど結構高い。
馬と呼ばれる根本の4本足も必要になる。
また、ベランダの手摺につけるときもそれなりのアタッチメントが必要だ。

☆同軸線
一般的には5C、室内では3C、ケーブルテレビなどでは7Cが使われる。
数字はケーブルの太さ。
5C以上が推奨だが、普通の大きさの家なら3Cでも十分。
5Cはネットでは1m200円くらいが相場。
20mで4000円。

☆撤去費用
普通のアンテナはほとんどがアルミ素材。
簡単に曲げたり折ったりできる。
パラボラアンテナもアームを外せば燃えないごみで出せる程度。

☆人足費
屋根に登っての作業、屋外室内までの配線などある程度経験のある人に頼まないとできない。
出張料、技術料として半日仕事となれば1万円以上は欲しいところだ。
上記の記述はそれがないことから、コミコミの見積もりということか。

☆総額
工事にもよるが、アンテナ一式、居間のテレビレコーダーに接続という工事であれば
部品代が30000円、出張手数料を足して5万円くらいが下限だと思う。
我が家は屋上のある陸屋根なので、はしごで屋根に上るというアンテナ工事は必要ない。
屋上に上がってアンテナを立てられるので自分でできる。
もう一つ
スカイツリーが見える地域であれば、あえて屋根にアンテナを立てなくても
窓際に室内アンテナで間に合ってしまうこともある。
また、近くにマンションなどがある場合でも、反射波で映ることもある。
デジタル放送は意外にも使い勝手が良い。
みなさんもDIYに挑戦してみると良い。