普通の選挙結果となった。
今さら『どうして』などという解説もいらないだろう。
そもそも、基地移設のおおもととなった発想は『基地はいらない』というもの。
沖縄に米軍基地が多すぎる、というのが根幹にある。
なのに、名護市に基地を作るというのだからその時点で矛盾が生じた。
基地建設推進という勢力が出てきたところで迷走である。
辺野古移設は矛盾の上にあるわけで解決するわけがない。
沖縄にいながら基地推進を訴える人はわかりやすい。
東京から落ちてくるお金が欲しいからだろう。
だからいやしいと思ってはいけない。
観光以外にたいした産業もない沖縄がこうして豊かでいられるのは基地と助成金のおかげだ。
ということを考えれば最良の策は『新たに基地は作らない』だろう。
現状が最良の状態、これ以上もこれ以下も無いのである。
もっと助成金が欲しいとおねだりするのも良くないし
これ以上基地を増やすのも良くない。
