阪急阪神ホテルズ社長、引責辞任を表明

ハイハイ、私の言ったとおりになったでしょ。
あの社長さんは最初からやめるつもりであんなこと言ったのでしょうね。
ここで私が推理したからくりを。
前回も書いたように、偽装のグループ内での広がりから考えて組織ぐるみは間違いない。
組織としてはそれはまずい。
そこで、この社長さんに全てをなすりつけようと考えたわけだ。
トカゲの尻尾である。
そこで、世間の目を組織ではなく社長さんに向ける必要がある。
そこで、あの『偽装ではなく誤表示』という発言になる。
だれがどう考えても反感を買うことは間違いない。
それが狙いだ。
いつの間にかあの社長さんが悪い、というイメージに。
そこで間髪入れず辞任会見となる。
アホな多数派はざまあみろとすっきりするのである。
地位のある人が落ちぶれることを、何よりも快感とするのが多数派なのだ。
これで組織に対する責任問題は社長の辞任でとりあえず落着となる。
『あの社長の間違った判断、経営が悪かった』という感じだな。
現場のシェフや仕入れ担当が間違った食材とはわからなかった、
という問題はどこへ行くのか。
社長がどんな発言をしたかに気を取られて、問題の本質がおざなりになっていいのか。
何度もここで書いているが、あのばかマスコミと
辞任しろとか土下座しろとかいうチンピラ市民とは同じ穴のムジナだ。