暑さで死んだ??

マスコミは毎日、楽しそうに暑さと熱中症について報道している。
デジタル温度計をカメラにかざして『今38度です』と上ずった声で叫ぶ。
何度もここで書いているが夏は暑いのが当たり前なのである。
まあ、温暖化とヒートアイランド現象で何十年前よりは多少暑くなっているが。
30年前の1983年、
京成線もいよいよ冷房車が増えてきた。
ただし、地下鉄は冷房が禁止されていて千代田線6000系などエアコンはついていなかった。
自動車はエアコンはオプション装備。
その頃、日本は今よりそんなに涼しかったか。
その頃、熱中症で1000人が搬送されたなどとニュースで言っていたか。
そもそも、自然の暑さで死ぬというのはどういうことなのか。
行政の責任になるのか。
民生委員の責任になるのか。
先日のニュースでは死亡したのは認知症の老人。
同居の老人が3週間前に死亡していたがこの認知症の老人は気づかなかったそうだ。
この時期である。室内は相当の腐敗臭がしていたはずだ。
行政がどうこうという前になぜ親族の話はしないのか。
近所からも親族からも見放されたこの人達が早期に
病院に搬送されて生きながらえると、なにかいいことがあるのか。
何人搬送された、何人死んだと面白おかしく報道するマスコミに腹が立つ。