カウンセラーの先生

この春からの私の職場は日本での最高気温を記録している地域に程近い。
職場の人に『夏は暑いよ』と言われていたが
なるほど、すごく暑いのである。
近くを利根川が流れていて、地図で見ると涼しげだが
実際は報道のとおりである。
そして、特筆すべき点はエアコンがないのである。
私の研究室も当然のようにない。
最上階なので下からの熱気と天井からの熱気が交錯していて
出勤直後の7時台にすでに35度ある。
デスクも椅子も触ると暖かいのである。
こんな劣悪な職場で耐え難きを耐えて毎年目減りする給料のためだけに仕事をしている。
昨日もここで書いたとおり、ストレスなのかどうかはわからないが
肉体的にはかなり参っている。
私の職場に非常勤できているカウンセラーの先生に先月から相談をしている。
年齢的には私と同世代。
雑談に行ってもこころよく話を聞いてくれる。
手のしびれや昨日の整形外科の診断など、相談しに行った。
とは言っても、ほとんど70年代の音楽の話などの雑談だった。
70年代のブラックコンテンポラリーに詳しいという不思議なカウンセラーである。
多分、この引き出しは誰にも当てはまらないだろうと思われるのだけど
私にはそういう話をしてくれた。
どんな仕事でも、自分の大好きなことがそのまま通用することはないのだろうね。
ちなみに、最初に話にのぼったのはシルビー・バルタンだった。