格安ツアーバス次々撤退

公共交通機関は絶対的な安全を担保しなければならない。
一人も怪我さえさせてはいけないのである。
ところが人間のやることだからどこかに落ち度や危険がある。
事故は突発的に起きるものだ。
また、公共交通機関の事故は多くの犠牲をともなってしまう。
だからこそ、どこの会社も細心の注意を払う必要がある。
ところがである。
事故を起こした運転手の責任、また、その運転手を管理する会社の責任
これを問うことは次の事故を防ぐ大事なことだ。
でも、それをお役人がしばってしまうというのはいかがなものか。
関越道のツアーバス事故もJR尼崎線事故もある意味運転手の狂気によるもの。
それを無理やり体制のせいにしている。
お陰でまじめにやっている企業、特にギリギリのコストでやっている会社がかわいそう。
規則を厳しくして良くなるのはもともと危ない人達。
そんな悪い奴はそれほど多くない。
多ければ、もっと事故は頻発していたはずである。
格安ツアーバスが減って困るのは客の私達である。
事故は起こしてほしくないが、本末転倒の規則改正にはしっくりこない。