『ターミネーター2』のエドワード・ファーロング、再び刑務所へ

ターミネーター2』の、といえば最初に浮かぶのは
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツネッガー。
まさか彼が刑務所とは誰も思わないし、そもそも肩書きに『ターミネーター2』の、とはならない。
次に準主役はサラ・コナーのあの人。
ターミネーターシリーズでしか顔を見られないみごとな一発屋ではあるが
ターミネーター2』の、と2だけではない。
次に思い浮かぶのが、少年ジョン・コナー役の彼となる。
印象は強かったが、あれ以降特に目立った活躍もきかない。
このニュースのポイントは『ターミネーター2』である。
1991年の映画。1984年の映画『ターミネーター』の続編として製作された。
監督は前作と同じくジェームズ・キャメロン。略称は「T2」。
同年のアカデミー賞で視覚効果賞、メイクアップ賞、音響効果賞、録音賞を受賞している。
とにかく、一世を風靡したハリウッド映画であった。
1、のシュワちゃんの印象は強烈。彼を一気にトップスターにした。
また、ジェームズキャメロンも84年のターミネーターで脚光を浴び
86年のエイリアン2でその地位を築いた。
その後アビスとT2で人気と実力を不動のものにしたわけだ。
脂が乗っている以上に注目だったのが映像技術に対する造詣。
アビスでもアカデミー視覚効果賞をとっている。
液体の表現では右に出るものがいない。
それがT2やタイタニックの成功につながっている。
もう一つは、当時話題になっていたビデオ化への対応。
T2ではビデオ化を意識して70ミリワイドと4対3のテレビ画面の両方に対応した撮影を行なっている。
また、当時最高画質だったLD(レーザーディスク)にもいち早く対応していた。
長くなったが
ターミネーター2』の、という肩書きはそれだけ重かったのである。
T2