陸上自衛隊DVD、“ガルパン”コラボで異例の1位

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テレビアニメ『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションでも話題となっている
教養DVD『よくわかる!陸上自衛隊陸の王者!日本を守る戦車の歴史〜』(13日発売)
が週間1.5万枚(累積1.6万枚)を売り上げ、音楽・映画・アニメなど他ジャンル作品を抑えて
総合首位を獲得した。
というニュース。
日本は60年前に痛い思いをしたという土壌があるせいか
軍事や自衛隊のファンであることを公言しない人が少なからずいる。
それでも、各地の基地祭や航空ショーなどの観客動員数を見ると、
同じ人がかぶっていることを割り引いても結構な人が好きなのだ。
というわけで、自衛隊のDVDが売れているとのことである。
根っからのファン以外の人の心理について推測してみた。
今の時代、体裁や見た目にこだわる人があまりにも多い。
橋下がちょっとでも気に入らないことを言えば、寄ってたかって『けしからん』の大合唱。
渋谷の某有名ビルにいけば田舎者の若すぎる少女たちが『かわいい』を大合唱。
使いもしない機能のついたテレビやスマホをありがたがって購入する。
ばか役人や政治家は震災復興予算として、関係ない事業に金をばらまく。
世の中の大半の人が実態のない見てくれや体裁のみの話にありがたがり金を払う。
そんなハリボテの社会と一線を画するのが、自衛隊である。
戦争のない国だから、その存在を無駄だという人もいる。
ところがその強大なパワーは大震災などで垣間見ることができる。
全てが本質、飾りなど一切ない世界なのである。
ある意味、純粋なのだ。
政治屋さんは次の選挙のこと、マスコミはスポンサーのこと、公務員は自分の保身のこと
企業はお金の計算、と多くの人達が本質と違うところに仕事の中心がある。
ところが、この写真の機体は敵を打ち落とすことのみが全てなのである。
そんな潔さ、清々しさは普段の生活であまりお目にかかれなくなった。