週末の地震

昨日は関東地方でもゆさゆさと揺れる地震が2度もあった。
土曜日には淡路で大きな地震
昨日の夜にはNHK地震の特番。
3.11以降、大地震は他人事ではなくなっている。
週末の地震はそれぞれちょっとずつ中身が違っている。
淡路の地震阪神淡路大震災の野島断層の南端だそうだが
大震災のよこずれに対して逆断層の地震だと報道された。
日曜日午前の地震は埼玉県の直下型、浅い感じだったから活断層型か。
日曜日夜の地震福島県沖。
やや陸地に近いが、プレート型と言っていい。
地震波も南北に広がるように観測されている。
もう一つ
NHKで3.11は4つのM7クラスの地震が連続して起きて長い振動時間になったと説明していた。
M7が4つならM28にならないのだろうか。
実は地震規模は足し算できない。
掛け算なのである。
マグニチュードは1増えるとエネルギーは32倍、2増えると1000倍という。
M1のエネルギーをコイン1枚厚み2ミリとする。
M3では1000倍の2000ミリ、2メートルである。
M5ではさらに1000倍の2000メートル
M7では2000kmの高さになるわけだ。
3.11のM9はさらにその1000倍。
コインを積み上げると200万キロ。
月よりも遠くになってしまう。
阪神淡路の震源域は約20km程度だったのに対して
3.11は500kmあったといわれる。
エネルギーの計算は足し算ではなく掛け算なのである。