いすゞベレット

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人気があったのはGTだったので通称ベレGである。
そう考えるといすゞはこの頃に117、ベレGを作っていたわけで
実はスバルのような感じだったのである。
商用車事業と性格が違うのが面白い。
117の後継がピアッツァとすれば、ベレットの後継はジェミニになるのかな。
当時だけなのか、この会社の車種名は一代でひとつ、世襲制では無い。
いすゞの末期はホンダアコードをアスカとして売っていたなんていう暗黒面もあったけど。
ベレットは残念ながら、運転したことも乗せてもらったことも無い。
私にとっては憧れの、架空の、歴史上のクルマである。
このスタイルを好む人は多い。
先日のBS愛車遍歴でもクレージーケンバンドの回で、べた褒めしていたね。
コンパクトセダンとして完成された姿に見える。
現在のクルマでこの思想を当てはめるとコペンロードスターかな。
ボンネットからリアトランクまでピシっとしたラインで貫かれている。
今となってはこんなデザインはオープンスポーツしかできないのかな。
コンパクトカーや軽自動車まで、室内が広いをアパートの広告のように宣伝している。
コンパクトカーはこのくらいの大きさで900kgぐらいでいいのである。
どんなに広いクルマに乗っても座る場所は結局一人分なのである。