auの客引き

郊外の県道沿いにあるauの販売店の店先で黄色い声が聞こえる。
みてみると駐車場入口でオレンジと白のauのユニフォームを着た女の子が
旗を振って客引きをしている。
客引きというのはそこを通る人を呼び込むことなのだけど
その道にはほとんど人通りはない。
彼女らは通り過ぎるクルマに向かって客引きをしているわけだ。
この寒い時期、99%のクルマは窓を閉めて暖房をしているだろうから
彼女らの黄色い声はますます届かない。
そもそも、郊外の県道を走っているドライバーが彼女らを見て
『そうだ、スマホを買おうか』と思うだろうか。
現在の携帯電話の契約数は自動車の保有台数よりも多いかもしれない。
10歳以上はみんな持っているくらいの勢いだから、それだけの店舗も存在するはず。
それでも、一様にならして売れるわけではないわけで
郊外のドライブイン型の店舗によってはちょっと厳しいのかな。
そういえばもう2月も後半である。
どこの会社も年度末決算である。
これからが勝負なのだろう。
かく言う私はきれいな女性に「ちょっと来て」と言われて無視するだけの理性がない。
君子危うきに近寄らず。