新型トヨタクラウンハイブリッド試乗

今週は仕事がてんこ盛り、ヘロヘロの状態で金曜日を終える。
本日、土曜日はちょいとドライブでもと思っていたが
起きたのは10時近く。いかに疲れているか自覚した。
近所の牛丼屋でブランチ。
11時ごろトヨタ店に行き、クラウンハイブリッドの試乗を申し出る。
試乗車はロイヤルHV。
前回の3.5アスリートとの違いも興味ある。

エンジンスタートボタンを押すと普通のクラウンのようにエンジンが始動する。
タコメーターの代わりにアナログ指針のパワーメーターがある。
プリウスやアクアのようなチャージ、エコ、パワーの表示がアナログで行われる。
エンジンが暖まるまでは普通のクラウンである。
2.5の4気筒エンジンとモーターアシスト、結構快適な加速だ。
ステアリングの設定も絶妙で軽すぎず重すぎず、小回りもきいて運転しやすい。
ちょいとペースを上げてハンドルを切ると適度なロールがでる。
決して不快ではない、が、それ以上ハンドルを切ることを躊躇する。
もっと攻めてみようか、と思うアスリートとの差別化であろう。
エンジンが暖まるといよいよHVの評価である。
プリウス、アクアのオーナーであるからこのへんは厳しく評価したい。
アクセルを離すとエンジンが止まってチャージ状態になる。
EVのランプが付いたのでそれを理解したが、もともとエンジンの振動が抑えられていて
助手席の嫁さんには感知できていない。
クルマが停止するとエンジン停止が初めて理解できた。
おとなしく走ればEVが確認できる。このへんはプリウスと変わりない。
ところがもう少しアクセルを踏み込んだり、スピードが乗ってエンジンがかかるとき、クラウンである。
プリウスやアクアのような不快な振動が皆無なのだ。
つまりエンジンが停止するとき、再始動するときの不快感がまるでない。
あとで営業マンにきくと、クラウンHVの開発のテーマでもあったそうだ。
車体が重いのでEVの範囲は狭いのだけど、実際に走るとその狭さを感じない。
ホンダのHVのような滑らかさ。ホンダは基本的にエンジンは止めないからね。
さらに、例のトヨタ商法で基本価格を抑えた価格設定だそうで
減税効果を加えるとノーマル2.5のグレードと大差ない乗り出し価格になるそうだ。
クラウンもベースグレードがHVになる、という時代を感じた。