バイクの燃費

今となっては年代物の2サイクルのスクーターに乗っている。
そこそこパワーがあってそれなりに便利に使っている。
以前はそれほど気にしなかった燃費だが、通勤の平均でリッター25キロ。
郊外を遠乗りすると30キロぐらいまで伸びる。
しかしである。
我が家に鎮座しているトヨタ・アクアチョイノリで20キロちょっと。
遠乗りで27キロである。
もちろん購入金額は20万円に対して170万円だから多少の燃費の差など屁でもないのだが。
それでも単純比較してあんなに寒い思いをして走ってもクルマで走っても大差ないというのがなんとも。
特に今朝のバイク通勤はまさしく痛勤である。
かなり厚着はしていてもグローブの指先から感覚が無くなっていくのがわかる。
今朝は雪が舞っていた。
もう一つ
同じ理由で、クリーンディーゼルについて。
日本でもクリーンディーゼルがいよいよ市民権を持つことになりそうだ。
が、例えば日産エクストレイル、例えばマツダ・アテンザ、例えば三菱D5。
そのほとんどが300万円を超える高級車である。
クリーンディーゼルの良し悪しを考える前に良いと思っても簡単に買えるクルマではない。
本気でクリーンディーゼルを広めたいのならアクアからプリウスの価格帯。
170万円から240万円(諸費用やナビは除く)くらいで売るべきだろ。
その上、ディーゼルは燃費が良いというがガソリンに比べて飛躍的に良いとも言いがたい。
その上、以前よりも軽油とガソリンの価格差も縮まっている。
よくできたガソリンエンジンに比べればディーゼルなどまだ我慢のシロモノだ。
購入価格から維持費までよほどお得でない限り手を出しにくい。
トヨタやホンダのHV戦略のポイントはそこなのだ。