日産シルフィ

【日産 シルフィ 発売】ブルーバードシルフィからシルフィへ
日産からのメールマガジンだけでなく、一般のニュースでも『ブルーバード消滅』という。
私が生まれる前からブルーバードはあった。
私が子供の頃、510系が一世を風靡。
私が免許をとった頃は610系の安い中古車が出回っていた。
ロングノーズはいいのだけどなんだかおっさん臭い。
そんな私らのために710系があった。
バイオレットという車名でこちらはカッコ良かった。けどちょっと安っぽい。
それでも510からのスポーツ的な感じはなんとか継承していた。(ラリーでも活躍)
810系はさらにおっさん臭くなりsssのイメージとは程遠い。
私が免許をとった頃、一大転機、910系が発売された。
カチッとしたスクエアなボディ、評判はイマイチだったがツープラグのZエンジン。
そして、SSSと名乗ったターボエンジンが発売。
我が家にはカネが無かったので見るだけであったがいつかはブルーバードと思った。
型番が910まで行ってしまったので次のモデルからはU11系となる。
キープコンセプト、910の感動は無かった。
そして、いよいよバブルモデルU12系。
当時日産の売出し中のアテーサを搭載。フルタイム4WDとターボエンジン。
次の時代を予感させるクルマだった。
エンジンもこの代からSRが搭載。
同時期発売のプリメーラとまともにかぶってしまうこととなりブルーバードの悲劇の始まり。
U13、U14と日本経済の崩壊、低迷と合わせるかのように面白みのないデザイン。
510や610からのお得意さんの高齢化を配慮した感じである。
主力はプリメーラに移行していた。
そして運命の2001年、ブルーバードシルフィとしてサニーの後継のような形で発売。
ブルーバードの名前はついていたが、すでにブルーバードではなかった。
前置きが長くなったが
今回のシルフィは意外にもブルーバードのコンセプトがある。
エンジンは1.8Lのみ。
ボディデザインは結構がっしりした印象である。
それもそのはず、全幅1760もあり立派な3ナンバー車だ。
トヨタではカローラアリオンを飛び越えてカムリクラスになる。
この辺が実はCセグメントの世界標準なんだよね。
名前はシルフィよりもブルーバードだろう。