ホンダNoneターボ試乗

冷たい雨が降る午後に嫁さんとホンダ店に行く。
馴染みの営業マンと談笑のあと、話題のNoneの試乗。
今回はターボ車である。
ターボ車は車内もスポーツモードが強くなるのだけど
ドライビングポジションは相変わらずのトールワゴンである。
ゼストスポーツのようにもう少しポジションを下げてくれてもいいのだけど
女性客の需要もありこの設定になったとのこと。
トールワゴンに乗りなれた人なら違和感は無いのだろうけど。
営業所から国道に出てすぐにわかるのがターボエンジンのパワー。
以前のホンダ車のような高回転型ではなく2千回転くらいからスムーズにトルクが出る。
ある意味面白みは無いのだけど、ターボラグも抑えられている。
これはCVTとの相性も良いことを意味している。
ちょいとアクセルを踏んでやると60km/hまですっと加速する。
なめらかすぎて面白みがない。
タコメーターはせいぜい3千回転程度。
加速をやめるとすっと回転数が落ちる。
これは燃費も期待できる設定だな。
助手席の嫁さんは足元が狭いという。
センタータンクが室内に張り出していて足元に違和感。
リアシートは十分広いのだがタンクの出っ張りがやや気になる。
ボディ剛性はしっかりしていて段差を乗り越えるときも上品だ。
やはりトールワゴンとしての味付けより伝統のNにこだわった味付けに徹して欲しかったな。
デザインは嫁さんも気に入っている。
ちなみに受注は順調で月登録は2万台に届くのではないかとのこと。
先発のNboxが2万台ペースなのでホンダはNの軽自動車だけで4万台。
さらにライフのFMC、アルトミラの対抗車種、バモスの後継、ビートの後継と
当分ホンダの軽自動車戦略は続くそうである。