世界侵略:ロサンゼルス決戦

連休中にB級の映画を何本か観た。
まず最初にSF大作??世界侵略:ロサンゼルス決戦
基本的に宇宙人が侵略に来るというものすごくスタンダードな話。
それがツッコミどころ満載なのである。
特に面白いのが互いの武装。
相手ははるばる宇宙からやってきた進んだ文明のはずなのだが
なぜかロスの市街地での接近戦、海兵隊のM4マシンガンと対等に戦ってくれる。
相手の兵力、兵士の量からしてこちらは海兵隊員数人。
なのに対等というのが笑えてしまう。
宇宙人のディテールも今ひとつ。
お約束なのか、半死の宇宙人を解剖するシーンがあるのだけど今ひとつ全体像がわからない。
というわけでいろいろ辻褄が合わないうちにストーリーはすすんでいく。
後半は海兵隊バンザイという広告映画になってしまった。
それでも米軍海兵隊が全面協力とかで兵器マニアには嬉しいシーンが多い。
最後にはマガジンに5.56弾を指で装填するシーンまである。
ハイビジョンで見るとかなりいい線のCGがたくさん出てくるのだけど
それに見合うストーリーで無かったのが残念。
他の人のコメントにもあったが、実は宇宙人は仮の姿で仮想敵国を想定した戦争映画ではないのか。
飛びものはCH46、UH1ヘリというもうベトナム戦争もののような感じ。
場面はほとんど市街での戦いだけである。
宇宙人との紫外線は紛争地域をを仮想したものだ、ただいろいろ設定が面倒なのでこうしたのか。