太平洋側の津波注意報は解除

昨夜の津波注意報はびっくりした。
3.11以来ではないか。
日本人はあの画面を数日間苦々しく見ていたわけで。
さて、それについて少しだけ。
ポイント1 報道のあり方 NHK
はたしてNHKはすべての番組をふっ飛ばして特番を組む意義があったのか。
先日も津波警報の練習をしたばかりだったから、早速実践。
しかしながら、一向に状況が伝わらない。
もっと正確に言えば津波はなかった。
ないものを報道するというのはなんとも。
津波は怖いと言われるだろうが今回は注意報である。
注意報で特別番組を組んでいたら、毎日が注意報特番だ。
そして、もっと問題なのは視聴者に「どうせたいしたことない」という感覚を植えつけてしまうこと。
50センチ程度のことであれだけ騒ぐ必要があったのか。
さらに実際はなかったわけで。
この程度の予測であれば海岸線の自治体に対処を任せても良い。
日本中が固唾を呑むような事案ではない気もする。
津波が怖いことは3.11以降日本人なら全員が知っている。
だからこそ、報道のあり方ももっと冷静であるべき。
ポイント2 民放のあり方
この時間帯は面白い番組などない。
ゴールデンであったため報道特番に切り替えられず、邪魔な注意報画像のみ。
特に問題なのがフジ系か。震災特番をやっていた。
津波注意報がでても被災者の悲しい話をオンエアし続けていた。
結局NHKも民放も災害を飯の種としか考えていない。
おまけ
日テレの高校生クイズを見ていたら注意報である。
この番組はひどい。
まず問題文、特に計算問題で問題文を一瞬しか提示しない。
直径だとか加速度とか画面に出してくれないとこちらで計算出来ない。
さらに、正答を発表した後の解説が皆無。
そのかわり、ひな壇芸人が「すごいですねえ」などとどうでもいいコメントをしつづける。
その時間にいろいろ伝えるべき情報があるだろ。