生活保護費より安い最低賃金

ある新聞記事。
1年契約で非正規の仕事を引き受ける。
週に16時間、普通に計算すれば月16万円ほどの専門職である。
ところが、実際は今日は予定変更などと言われてその度に減額。
結局、手取りは10万円ちょっと。
そこから、年金と健康保険料、地方税を支払うと月に8万円をきる。
ナマポは12万円程度で医療費まで免除であるから働くのがバカバカしくなる。
昨日のNHKでこのニュースを見たのだが
長々と取材やインタビューをして「イトグチが見えない」とまとめた。
おいおい、一番の結論をとばしているだろ。
ナマポの支給額を最低賃金に合わせればすむ。
なぜかそれは言わないのだよね。
働かないほうが得だ、と言わせるような制度はすでにアウトなのである。
憲法にも反する。
せめて国民年金と同程度の金額まで下げるべきではないのか。
それが今の老人大国日本が保証する最大限なのだから。
それでは無理だというのなら老人に死ねというのと同じ意味だ。
すでに年金制度も破綻しているのにナマポだけは満額回答で生き続けるというのも納得できない。