89年F1ポルトガルGPを思い出す

この年はプロストとセナやマクラーレンチームとの確執が決定的。
シーズン中盤にフェラーリに移籍を発表する。
この年のセナは序盤に取りこぼしが多くプロストがポイントでトップだった。
フェラーリのエースドライバーはマンセル。
ところがこの当時フェラーリはホンダマクラーレンに全く歯がたたない。
プロストに乗ってもらいフェラーリを勝たせることにはマンセルに依存はない。
マンセルはプロスト大歓迎を表明していた。
そんな中事件は起きた。

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その40周目に、タイヤ交換のためにピットインしたマンセルは自らのピットを通り過ぎて停止してしまった。
マンセルはフェラーリのピット前に戻るためリバースギアを使って後退したが、このことにより
マンセルは失格となり、ピットアウトしたマンセルにはピットインを指示する黒旗が提示された。
マンセルは3周にわたり黒旗を無視して走行を続けて前を走るセナを攻め立てたが、
セナもマンセルに対して引かずに走行し、第1コーナーで両者が接触した。
セナはそのままリタイアとなり、ノーポイントに終わった。
最終的にゲルハルト・ベルガーが優勝し、2位はフェラーリマクラーレンの4台では
最も後方を走り続けていたアラン・プロストのものとなった。
これでプロストはセナとのポイント差を25まで広げることに成功した。wikiより

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セナは失格になったクルマにコース上でぶつかったわけだ。
早い話が幽霊にぶつかったのと同じ。
このあとセナは頑張ったのだが、あの89年鈴鹿事件。
カシオトライアングルでのマクラーレン同士の接触でプロストにチャンピオンシップを譲ることになった。

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本日、消費税増税が決定したそうだ。
この不景気に何を考えているのかまるでわからない。
過去に増税して借金が減ったとか、福祉が安定したなど聞いたことはない。
こち亀両さんのごとくあればあるだけ使っちまう。
そして民主党が決めてしまったというのも、89年F1ポルトガルなのだ。
民主党など数カ月後の選挙で大敗して空中分解してしまうことは明らか。
もはや失格状態なのに走っているマンセルみたいなもの。
そして見事に今日トップを走るセナにぶつけたというわけだ。
お陰でセナはチャンピオンシップを棒に振る。
セナを日本に置き換えればわかりやすいだろう。
民主党は誰のために無駄に踊っているのか。