河川敷で化学実験中に出火、生徒4人重軽傷

中高生の科学部の実験だそうだ。
どうも一貫校らしい。
ポイントを整理してみた。
1.顧問
まず問題になるのが顧問の教員の存在。
どうも、いなかったようだ。
2.反応
河川敷で、ということからもともと激しい反応を想定したのだろう。
高校生くらいでできるとなるとテルミット反応かな。
ほかのサイトでコメントを見るとこの反応ではないかという意見が多い。
白い火柱というのがポイントかな。
3.それ以外にも
高校の化学実験でやるので有名なのが金属ナトリウム。
こちらは水と反応してオレンジの炎をあげる。
中学でもおなじみなのが水素。
試験官にいれて火をつけるとポンと青い炎をあげる。
私は強化プラスチックの筒に水素と酸素を2対1でいれて、電極をさして点火する実験をした。
筒につけたゴム栓がバーンと音とともに吹っ飛んでインパクトがある。
ビニール袋で行うほうがメジャーかな。
福島原発事故も水素爆発とある。
4.もうひつ
一番簡単なのが水蒸気爆発。
ただの水で爆発させる。
熱した鉄球を水の中にいれるだけ。
ゆっくり入れるとジューっと言うだけだが、ポチャンと入れると発生した水蒸気と
水の圧力のバランスがある瞬間崩れて爆発する。
火山の爆発的噴火も水蒸気爆発といわれる。
また、福島原発事故の一つは冷却水に高温の核燃料が溶け落ちて起きた
水蒸気爆発といわれている。
5.
今回は有機化合物の爆発は書かなかった。あしからず。