除染が進む学校

公立の小学校や中学校のグランドの除染作業が進んでいるというニュース。
その中で面白いネタを見つけた。
ある中学校のグランドが除染作業で使えないことになった。
そこで、その中学校の陸上部などの部活が練習のため
近くのまだ除染工事の入っていない高校のグランドを借りて練習するという。
さっと聞けばなるほどと思われるかもしれないが
除染作業のために除染していないグランドで練習するというのは文章としておかしい。
最近は放射線量の数値ばかりが独り歩きしていて内容が伴っていない。
もう一つ。
北九州で宮城のガレキを受け入れるかどうかで訳の分からない住民ともめているという。
がんばろう東北、とか言っておきながら実際はせいぜい募金をする程度で
具体的な協力は嫌だという非人道的な人たちに怒りすら覚える。
が、もう一つの見方もできる。
なぜ東北のガレキすなわちゴミをわざわざガソリン代をかけて千キロ以上も離れている九州に運ぶのか。
ガレキを受け入れないと騒いでいる北九州の人たちよりも宮城にほど近い地域の人達はもっと悪い。
一部の報道では大量のガレキを運ぶという業界との癒着が指摘されている。
除染がれき処理も結局カネ次第ということになるのか。