つくばの竜巻

竜巻
風は地震より怖い。
準備のしようがない。
津波と違ってどこなら良いという目安もない。
その上、被害はピンポイントで予測もできない。
我が家は鉄筋コンクリート造なので比較的天災には強い構造だが
強風が吹くと建物以外の物置やクルマが被災してしまう。
外から飛んでくるモノを防ぐ手立てがない。
被災者には全く落ち度がない悲しい災害である。
さて、今回の竜巻被害、死亡者が出てしまった。
その現場の映像が出ていた。
家の下敷きになってしまったのは仕方ないのだが、映像を見てお気づきの方はいるだろうか。
基礎ごとめくれ上がっている。
現場の映像を見るとわかるがベタ基礎が地面に埋まっていない。
つまり土を掘らずに地面の上に基礎を乗せただけに見える。
普通はコンクリートの基礎だけ残って家が吹き飛ぶというのが自然だ。
津波の被害もほとんどそのパターンだった。
つまり、相当粗悪な住宅だったと推察される。
施工した悪質業者も内陸の上近くに川も山もなく、まさか風水害で基礎ごと動かされるとは
夢にも思わなかったことだろう。
ばかマスコミも早く気づいて若い命を奪うことになった悪質業者を糾弾してほしい。