AKB前田卒業の深読み

まず、卒業というのがおかしい。
最近流行っている言い回しだ。
(どこかのブログやコラムに書かれていた)
学校にいて、卒業という言葉は、一定の単位取得、年限を通ったものに与えられる。
番組を卒業とかよく言うけど、最初から1年とか契約が決まっているならいいけど
某番組の病気でやめるとか、旬が過ぎたのでやめさせられるというのは
卒業でなくて中途退学だろう。などと思ってしまう。
今回フジのナカミナが退職することになったが、数年前のめざましからとくダネ!へは移動、
卒業に対しては転校という言葉が適切だな。
どうも最近は耳ざわりの良い言葉を多用する風習が強くて日本語としてどうなの、と思う。
おっと、前置きが長くなった。
あっちゃんが卒業というが、初期メンバーとはいえまだ20歳。
先に卒業すべきメンバーはたくさんいる。
今回秋元Pがやっとフォローに回ったが、どうも唐突で怪しい。
モー娘。でもたいていは熱愛以上のスキャンダルが表面化する前後だよね。
特にモー娘。の最初の卒業は『できちゃった』だったし。
サザンやドリカムの時はクスリで挙げられる直前だった。
AKBの圧倒的な人気の力でスキャンダルをもみ消しているのかと勘ぐりたくなる。
ほんの少し前に、メンバーの母親が検挙されたという時も進退問題にはなっていないし。
もうひとつ、
アイドルというのはなりたくてなるもの。
AKBみたいにトップになれば大満足というものだ。
ところがなればなったで、寝るヒマがないし女の子としての楽しみもほとんど我慢だろう。
何よりプライバシーがなくなるのは、だんだん苦痛になってくる。
そうなると、無性に男に逃げたくなるのだろうな。
それは人として当然の欲求でもあるわけで。
ところが、人気があればあるほど簡単には抜け出せない。
そこで、『でき…』となるんだろう。(どこかのコラムに書いてあったのを読んだ)
とにかく、突然抜けるとか、クビになるというのは『卒業』なんておめでたい話ではない。
私はあっちゃんが抜けてひたすら悲しい。