震災1年のテレビの番組

あの日からもうすぐ1年たつのか。
私は津波液状化に遭ったわけでなく、帰宅困難者にもならなかった。
それでもあの恐怖は今だに消えない。
かなり浅いが自分も被災者だと思っている。
被災者の方々、特に福島原発に翻弄されている方々、改めてお見舞い申し上げる。
という、この時期なのだがテレビのニュース情報場組を見ているとかなりの時間を震災一年に当てている。
NHKなどは深夜まで垂れ流し状態だな。
すべてがある人にスポットを当ててどれだけ頑張っているかを紹介する。
それはそれで興味深い話なのだが、すでに食傷気味である。
そのひとつに何の変化のない映像がある。
テレビなのにテレビとしての構成ができていない。
あれじゃラジオだよ。
答えは簡単。
震災の映像は流さないという申し入れを全面的に受け入れてしまったから。
『絆』『ありがとう』『生かしてもらった』という耳ざわりのよい言葉だけ並べて感動の押し売りのような構成。
そんなにあの日のことを見たくないというのなら、こういう番組も思い出すから流さないほうが良い。
というのは極論かな。
先程は全然関係ない人の詩の朗読。もうネタが尽きたか。
私が興味があるのはあの義援金数千億の行き先である。
自称報道という人ならそういうところを掘り下げてほしい。
Ibaraki_3329