日産バネットNV200

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日産の隠れた大ヒットである。
もともと商用車ゆえ、カー雑誌に登場することも稀で目立たない。
ところが去年は脚光を浴びることになる。
一つはニュヨークのYellow Cabに採用されるというニュース。
アメリカの象徴的存在のYellow Cabが日本車になるとは。
アメリカ軍の正式銃がイタリアのベレッタになったのと同じ衝撃だ。
(たとえがわかりにくいか)
さらに三菱にOEMされることになりデリカの名前がつくことになる。
商用車は中心価格帯170万円、ワゴンは180万円。
エンジンは1.6L、必要にして十分。
実車はちょっとまが抜けたセレナ。
外装も内装も特に良いというものもない。商用車だからあたりまえか。
もう少し日本で売れてもいい気もするが。
クルマ離れとか白物家電化などと言われているが、本当にこういう実用本位のクルマはダメらしい。