冷温停止状態

ニュース、情報番組もこぞって批判的な論調であった。
マスコミとして至極当然のことである。
また、民主党政権としてもこの流れは至極当然のことである。
どちらも責められないということだ。
特に3.11からの菅直人民主党政権の対応は悪すぎた。
ただし、それじゃだれがどうやってやればよかったと評価されるかといえばどうか。
3年前までの毎年交代の自民党総裁ならだれが上手くできたというのか。
さらに、
3.11の津波はどうしようもなかったが、原発事故は人災である。
これは50年前からの自民党政権の遺物である。
それをにわか政権の民主党に後始末を押し付けるのはひどい話だ。
政権をとる、と言うことは過去にさかのぼって全ての責任を負うということなのだろうけど。
原発事故に関しては3.11からの2週間以降は作業の問題はあるにしろ
外部への何かしらの放出や影響はなくなっている。
今後は外部に漏れないようにしながら廃炉の行程が永遠に続くらしい。
漏らさないために外側に頑丈な覆いを作るのだろうけど、それも含めて1兆円以上のコストがかかるそうだ。
昭和30年代40年代に原発推進族議員や役人はいい思いをさせて
その尻拭いを子どもの世代がひっかぶるというのは納得できないよなあ。
特に東京向けの電気を作る原発のお陰で被害を受けた福島の人たちはもっと納得できないだろう。