大変申し訳ありません。
私はこの頃まったく興味を示さなかったカメラでした。
ここから先はただの思いこみです。
この年はこのT70が話題となった。
デザインがすごい。
プラスチックボディ、巻上レバーがない。
この後、当たり前となるデザインの最初の機種である。
裏蓋には液晶ディスプレイなるものがあった。
この年の賞を独占した。
設計思想は先進的で素晴らしかったがシステムとして目新しいとは言えなかった。
そして、翌年ミノルタからアルファ7000が発売されてベストセラーになる。
同時期キャノンからはレンズ内蔵のＡＦ機、T80が出るのだが時すでに遅し。
ＥＯＳシリーズが出るまでのつなぎ的な位置づけになった。
今でも、Ｔシリーズを賞賛する人も多いのだが。
キャノンとしてはA-1の衝撃からT-90までがプログラム機としては最先端であった。
が、プロユースはニコンF-3の独壇場。F-1は少数派だったな。
2011年の今、ＥＯＳがプロユースの独壇場になっているなどと
この当時誰が想像できたことか。
