ホンダの傑作エンジン

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傑作エンジンと言って文句が来ることはないだろう。
K20A
ホンダのタイプRシリーズにつまれたエンジンである。
何一つ欠点がない。
一部の不心得者が『低速トルクが無い』などとうわ言を言う。
こんな高回転型のスポーツエンジンに低速トルクを期待する方がおかしい。
ATのファミリーカーで満足すればいい。
低速トルクが無いと言っても2千回転も回せばちゃんとシフトアップできる。
私は街中では1-3-6とシフトアップした。
これで普通に走れるのだから低速トルクがある、と言うべきだ。
振動がすくない、音も静か。
低回転からトルクが発生してそのままレッドゾーンまでリニアにふける。
息継ぎしないどころか5千回転から異次元の加速になる。
国内外に傑作エンジンと呼ばれるものは多数あるが、数千万円のスーパーカーをのぞいて
これだけのパフォーマンスがあるエンジンはやはりK20Aであろう。
残念ながら、このエンジンの全てのパフォーマンスを体感できるシーンはサーキットにしか無い。
たまに、高速の料金所から2速、3速で体感できるという人は多いが
真っ直ぐな広いところ、低いギアで一瞬ハイカムに変わるのではこのエンジンをわかったことにならない。
私は購入してから売却するまでずっとこのジレンマに悩まされた一人である。