レオーネ

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これまた70年代の懐かCM。
今日の部屋を掃除していたら出てきたシリーズはスバル・レオーネ。
中島飛行機富士重工業になりスバルブランドとして乗用車の生産。
栄光のスバル360、そして小型車としてスバル1000と常に最先端の手法技術を
ふんだんに取り入れた現在にも通用するクルマを送り出す。
スバル1000はFFという機能をカローラサニーがFFになる10年以上前に作った。
この時に等速ジョイントを搭載していたというのも驚きだ。
そしてレオーネになる。
基本はFFだがバンに4WDを搭載して話題になる。
こうしたいろいろな技術をてんこ盛りにすると、まるで絵の具を全部混ぜるとグレーになるように
なんとも垢抜けない今一つのデザインのクルマになってしまうのだな。
どんなに美人のモデルを持ってきても、この腰高のデザインは受け入れられなかった。
それとは逆に山間部、雪国では圧倒的支持を得ることになる。
スバル自体の販売網は小さかったため地方の需要に答えるべく
地元の修理工場を特約店にしたわけで、今でも修理工場にスバルの看板をよくみかける。
ちなみにスバル販売の内規で特約店修理工場と客を競合した場合は
正規販売店は手を引くことになっている。
こうしたカッコは悪いが走りの良いクルマを愛するスバリストなるものが蔓延していく。
STIが入ってきてからカッコもだいぶ良くなったけどね。
私もその末端の一人となった。