JAPAN

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部屋を掃除していたら出てきたシリーズ。
いよいよ70年代中盤である。
雑誌のクレジットは77年とある。
昭和52年、53年規制対策車が出揃った時期でもある。
それを機にFMCをしたのがスカイラインだった。
栄光なのか、排ガス規制に飲み込まれた悲劇なのか
あのケンメリからのモデルチェンジである。
日産としては看板車種だけにあらうるメディアで大々的に宣伝していた。
キャッチはスカイラインジャパンである。
何がジャパンなのかを追求してはいけない。
ロングノーズ、丸いテールランプ、サーフライン、ついでにL20とケンメリの作った伝統を受け継いだ。
ある意味キープコンセプトである。
残念ながら牙を抜かれたL20は全然吹けない。
53年規制からは、O2センサーなどが追加されていよいよ改造しにくくなった。
このあと、同時期FMCしてツインカムを残したセリカのCMが話題となる。
ストーンズの音楽をバックに「名ばかりのGTは道を譲る」というのだ。
スカイラインファンと日産関係者は気分穏やかではいられまい。
この世代にターボ車が出るのだが、開発に加速がついた。