クレーマー化する避難所住民

ネットニュースでこんな記事を見た。
地震津波の避難民は役所の人に無理難題を言って
それはできないと言うとつかみかかるらしい。
また、テレビでも見たように原発避難民は東電社長に『土下座しろ』といい
土下座していると「それで済むと思っているのか」と罵声。
多くの避難民たちは猛烈に不自由で劣悪な環境でガマンの限度に達していることは理解できる。
が、だからと暴力的であったり怒鳴り散らすというのは本来の行動なのか。
自分を彼らに置き換えて考えると冷静でいられるのか自信がない。
もう一つ
その劣悪な環境に何ヶ月もいなければならないというのもかわいそうだ。
もし自分なら少ない貯蓄を切り崩してあの雑魚寝の環境から逃げ出したいと思うだろう。
そのために近しい親族や友人に頼み込んで一部屋借りるかもしれない。
いとこや友人といえども世話になるならそれなりの謝礼が必要になる。
地獄の沙汰もカネ次第である。
病気で介護が必要になるのも災害で住むところがなくなるのも準備が必要なことを痛感する。
クレーマーと言われながら生きるのはあまりにもつらすぎる。