災害は忘れた頃にやって来る

1〜4号機に仮設防潮堤を6月建設…細野補佐官
福島原発では新たな被害を出さないために防潮堤を作るという。
多くの専門家が言っているように、本震の時と同等の余震は来ない。
予想を超えるような津波は当分来ないだろう。
地質学での当分というのは数十年を意味する。
来たとしても、あらかじめ設定されていた5m程度の津波かな。
5m程度と言うが大震災直前までは大変な津波だったはず。
ところが、三陸地方は過去に津波を経験しているのでその程度では被害を
抑えられるように対策していたと聞く。
10m程度の津波が来ても多くの被災地は大した事無かったはずなのに。
今となってはこんな話はどうでも良くなってしまった。
というわけで、原発では津波に備えるらしい。
寺田寅彦先生の言葉通り、心配しているときには災害は来ないものなのだ。
三陸被災地では10mの高さの防潮堤を建設したのに被害者を出してしまった。
過去の災害を忘れていなかったのに。
神様は非情である。